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才能

過去に自分が書いた記事を読み返してみると文章を客観視できますね。

そして自分の文才の無さに気付きます。プチ鬱というやつです。

少し疲れたのでしばらく文章を書くことを止めます。

文章について指導してくださった方、ありがとうございました。

ご指摘の通り、アフィリエイトも解除しました。

また、恥ずかしいので過去のSSもさようならです。

応援してくださった方々には本当にお礼申し上げます。

誉められたい

顔はそれなりに整ってると言われるけどどうも自分からアピールすることが苦手。

恋愛に積極的になっても弱々しいせいか彼女ができることはなかった。

筋トレをして鍛えようとしてもどうしても続かない。

かわいいと言われておしまい。

そんな不満がつのる青春時代を送っていた。

だけどある日、そんなたまったフラストレーションを発散する新たな手段を発見した。

それは女装だ。

はじめはお姉ちゃんの下着からはじまった。

鏡を見るとそこには知らない人間が立っているのだ。

別人格になれたようで楽しかった。

自分で言うのもなんだが、女装した僕は結構可愛かった。

一度走り出したら止まらなかった。

下着だけでなく服装、化粧も覚えた。

こんなに可愛い自分を誰かに見てもらいたくて画像掲示板での投稿も始めた。

みんなが僕を誉めてくれた。

気持ち良かった。

現実なんかよりもよっぽど楽しかった。

だから次第に学校に行かなくなった。

家族も僕がしていることに気付いているようだったが、性格がおとなしいので強くは言ってこなかった。

ネットではみんなが僕を待っている。

みんなのために可愛くなりたい。

ボクはその一心だった。

a013.jpg

今日も新作の投稿だ。

豊胸で膨らませた胸は並の女に負ける気がしなかった。

姉ちゃんのモノでは収まりきらないので、自分専用の下着や服を買うようになった。

今では僕はネットのニューハーフアイドルだ。

生計はネットで知り合ったおじさんがお金をくれるのでそれで賄えた。

別に自分の性別に違和感を感じていたわけじゃない。

男が好きだったわけでもない。

だけど仕方ないじゃん。

みんながそれを求めてるんだから。

パパ・・・

中学2年生の夏休み。

突然パパが出かけようと言い、僕を車に乗せて連れ出した。

どこにいくのだろう。

遊園地だろうか、それともショッピングモールかな。

具体的な行先を決して教えてくれなかった。

窓のから見える景色は市街地のものから山奥のものに。

はじめて見る土地に僕はワクワクしていた。

車が到着した先は広い敷地にかまえた豪邸だった。

パパは僕を降ろし、門の前に立つオトコと何やら話していた。

話しながらパパの目にうっすら涙が浮かんでいたのが見えた。

別のオトコが急に現れ、僕の手を引き屋敷の中へ入るよう促した。

話終えたパパはこちらには目もくれず、僕を置いて再び車のエンジンをかけた。

去り際に言った言葉は今でも鮮明に再生される。

「すまない。必ず迎えに来るから」

そのままパパの乗った車は森の中へ姿を消してしまった。

・・・


あれから5年。

その間、僕は自分の置かれた状況を使用人から聞かされた。

パパが抱えた借金のために売られたのだと。

この屋敷では僕に人権がないということも理解した。

変化はそれだけではない。

屋敷の主は僕を女性化させるべく投薬を行った。

今の体はまるで本物の女性のようだった。

当然のごとく毎晩、主への奉仕もさせられていた。

そんな生活への疑問も今では薄まり、当然のものとして受け入れている自分がいた。

a012.jpg

時間があると僕はいつも屋敷の外をみつめている。

特に理由は無い。

でも心のどこかであきらめ切れていないんだろう。

パパが迎えに来るはずなんかないのに。
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