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誉められたい

顔はそれなりに整ってると言われるけどどうも自分からアピールすることが苦手。

恋愛に積極的になっても弱々しいせいか彼女ができることはなかった。

筋トレをして鍛えようとしてもどうしても続かない。

かわいいと言われておしまい。

そんな不満がつのる青春時代を送っていた。

だけどある日、そんなたまったフラストレーションを発散する新たな手段を発見した。

それは女装だ。

はじめはお姉ちゃんの下着からはじまった。

鏡を見るとそこには知らない人間が立っているのだ。

別人格になれたようで楽しかった。

自分で言うのもなんだが、女装した僕は結構可愛かった。

一度走り出したら止まらなかった。

下着だけでなく服装、化粧も覚えた。

こんなに可愛い自分を誰かに見てもらいたくて画像掲示板での投稿も始めた。

みんなが僕を誉めてくれた。

気持ち良かった。

現実なんかよりもよっぽど楽しかった。

だから次第に学校に行かなくなった。

家族も僕がしていることに気付いているようだったが、性格がおとなしいので強くは言ってこなかった。

ネットではみんなが僕を待っている。

みんなのために可愛くなりたい。

ボクはその一心だった。

a013.jpg

今日も新作の投稿だ。

豊胸で膨らませた胸は並の女に負ける気がしなかった。

姉ちゃんのモノでは収まりきらないので、自分専用の下着や服を買うようになった。

今では僕はネットのニューハーフアイドルだ。

生計はネットで知り合ったおじさんがお金をくれるのでそれで賄えた。

別に自分の性別に違和感を感じていたわけじゃない。

男が好きだったわけでもない。

だけど仕方ないじゃん。

みんながそれを求めてるんだから。

それぞれの道

私の彼氏、いや、彼氏だった克也は、半年前突然性転換した。

手術を受けたというわけではなく、朝起きたら性別が変わっていたのだ。

はじめ私は事態を飲み込めず、何度かパニック状態になってしまったこともあった。

そんな中、克也はすごく冷静で私を落ち着かせてくれた。

パニックになりたいのは克也の方だっただろう。

でも、彼はそんな素振りを見せず

「体は女になってもお前を一生守ってやる」

そう言ってくれたのだ。

克也が彼氏で良かったと思った。

とても幸せだった。

しかし、私は女性を愛することはできなかった。

何度か挑戦はしたものの、おう吐してしまうほどに体は拒絶していた。

そんな状態が続き、申し訳なくなった私は克也をふってしまった。

それ以来、克也としばらく会うことはなかった。

それが、思わぬ形で再開することとなった。

a010.jpg

取引先へ挨拶。

秘書として克也はそこにいた。

彼女は、女の色気をこれでもかというくらい出していた。

男だった時とすっかり目つきも変わっていた。

まるで男を誘っているようだった。

(克也・・・本当に女としての人生を満喫しているのね・・・)

私たちは知り合いだということを明かさずその場をやりすごした。

帰り道、私は言い表しようのない喪失感を抱いていた。

まるで友人を亡くしてしまったかのようだった。

元ヤン

「なぁどうだ?俺の体?」

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大学で一人暮らしをしていた兄が卒業を機に実家に帰ってきた。

帰ってきた兄ちゃんは姉ちゃんになっていた。

はじめて変わった姿を見たとき、家族全員が凍りついた。

だれもが兄ちゃんだと思わなかった。

性同一性障害だっただなんて初めて聞かされた。

こんなに変わってしまうなんて、人間って不思議だって思った。

けど、姉ちゃんは、すげぇ魅力的だった。

実際、姉ちゃんの下着姿を見て俺の股間は膨らみだしていた。

でも俺は戸惑っている。

これが学生時代、ヤンキーだっただなんて・・・・

この驚きをどうやって表現すればいいのか分からないよ。

ムラムラ

「どうだ?興奮するか?」

「そ、そんなこと・・・」

隆志はせわしく汗をかきながら、視線を小刻みに移動させていた。

動揺しているのがバレバレだ。



幼馴染の隆志は奥手で性格もおとなしい。

20歳を過ぎても当然のように童貞だった。

一方、俺はポジティブで活発な性格だ。

後天性性転換症にかかっても、2日もすれば女として前向きに生きていく決心がついた。

むしろこんなに面白い体験ができるなんてラッキーだと思っていたくらいだ。

隆志をこの体でからかったら面白いだろうな。

そんな考えで今の状況だ。

奴が好きなメイドの恰好をして、こんな至近距離でみたことがないであろう

女性の体を見せつけてやっているところだ。

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(やっぱ俺の体ってエロすぎるな・・・・)

自分の体を見つめて少しムラムラきてしまった。

けど、それは男の時のムラムラ感と少し違う。

(隆志に触れたいな・・)

俺は勝手の分からない女の性欲に動かされながら、

隆志を見つめて奴の腕に触れた。

「お、おい・・からかうのもいいかげんに・・んっ」

驚いた顔がいとおしく見える。

隆志とキスをしてしまった。

そこに男同士なのにという気持ち悪さはなかった。

むしろ、俺は頬を赤らめた奴の顔を見てより一層ムラムラしていた。
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